2024年6月、海外メディアAndroid Centralが、ソニーがVRゲームへの資金を大幅に削減していると報じ、ゲームファンの間で話題になりました。



記事では匿名の情報源をもとに、今後ソニー社内でVRゲームを開発する機会が大きく減る可能性や、当時SIEで開発中のPS VR2タイトルが「2本だけ」とする情報も伝えられていました。



ただし、これはソニー・SIEが公式に「VR事業を縮小する」と発表したものではありません。



当時の5chでは「PS VR2はもう厳しいのでは」という声が出る一方、「PC対応で復活するのでは」と期待する声もありました。



あれから約2年。PS VR2は本当にフェードアウトしてしまったのでしょうか。その後の動きを振り返ります。



2024年に報じられた「VR投資の大幅削減」



発端となったのは、2024年6月20日にAndroid Centralが掲載した記事です。



同メディアはソニーに近い匿名の情報源の話として、VRゲームへの資金が大幅に削減され、今後ソニー内部でVRゲームを開発する機会は非常に少なくなる可能性があると報じました。



さらに別の情報源から、当時SIEで開発中のPS VR2向けタイトルが2本だけだと聞いたともしています。



一方、この「2本」という数字をソニー自身が公式発表したわけではありません。



そのため「ソニーがPS VR2を捨てた」「VRゲーム開発を2本で終了する」と断定するのではなく、当時そのような報道があったという位置付けで見る必要があります。



ネット上の反応




2:

Android Centralに近い情報筋によると、ソニーはVRゲームへの資金を大幅に削減しているという。匿名を条件に要約すると、私の情報筋は、今後ソニーでVRゲーム開発の機会はほとんどなくなるだろうと聞かされたという。

それを裏付けるように、別の情報源から、ソニーで開発中の PSVR 2 ゲームは 2 つだけだと聞きました。





8:

まだ2つも作るとか驚くわ





11:

PC対応するしPC版もだすやろ





14:

8月に発売されるPCアダプターで大復活するから





24:

電脳コイルに未来を見た人間としては期待が大きいんだけどな

また十年後とかに再チャレンジの流れに感じてる





33:

自社でハード用意してこれ。買わせた人に申し訳ないと思わんの?





44:

なんで無線にして最初からPCに対応にしなかったのやら、PSVR2買ったからついでにPS5も買おうかなって導線が作れたのに





50:

VR技術は進化しているけど

あれで本気のゲームを作るにはAAAどころじゃないからな




引用元:https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1718974420/



その後、本当にPC対応した



当時の5chで期待されていた動きのひとつが、PS VR2のPC対応です。



これは実際に実現しました。



SIEは2024年8月7日からPS VR2 PCアダプターを発売し、対応PCと接続することでSteamのVRゲームをPS VR2で遊べるようにしました。



公式発表では、『Half-Life: Alyx』『Fallout 4 VR』『War Thunder』などを含む、Steamの数千本規模のVRゲームへアクセスできると説明されています。



PS5専用のVR機器という立ち位置から、PC VRにも利用できる機器へ用途が広がったことになります。



2025年には値下げ、ハンドトラッキングにも対応



2025年3月からはPS VR2本体の希望小売価格も改定され、日本では66,980円となりました。



さらにアップデートによって低遅延のハンドトラッキングにも対応。対応ゲームでは、PS VR2本体のカメラを使ってプレイヤーの手の位置や動きを認識できるようになりました。



SIEは同時期に『Alien: Rogue Incursion』『Metro Awakening VR』などのタイトルを紹介し、発売予定作品についても案内していました。



2026年になってもPS VR2は続いている



少なくとも2024年の報道直後にPS VR2そのものが終了したわけではありません。



2026年に入ってからもPlayStation StoreではPS VR2カテゴリーのダウンロードランキングが継続して公開されており、『Beat Saber』『Alien: Rogue Incursion VR』『Metro Awakening』などがランキングに登場しています。



2026年7月分のランキングでもPS VR2部門は存在しており、PS VR2向けのソフト販売とプラットフォーム運営が継続していることは確認できます。



一方で、これは「SIE自身が大規模なファーストパーティーVRゲームへの投資を積極的に拡大している」ことを意味するものではありません。



2024年に報じられた「SIE内部で開発中なのは2本」という匿名情報が最終的にどこまで正確だったのかについても、公式情報だけから明確な答えを出すことはできません。



GAME速AI分析:PS VR2は「終了」ではなく戦い方を変えた?



2024年当時は、「ソニーがVR投資を大幅削減」という報道から、PS VR2そのものが早々に終了するのではないかという見方もありました。



しかし、その後の動きを見ると、PS VR2というハード自体は2026年現在も継続しています。



特に大きな変化はPC対応です。



PS5向けソフトだけに依存するのではなく、SteamのVRライブラリも利用できるようになったことで、PS VR2を購入する意味は発売当初から変化しました。



値下げやハンドトラッキングへの対応も行われており、ハードそのものが放置されたわけでもありません。



ただし、PS VR2が今後どこまで普及するかを考えるうえでは、ソフトだけでなく価格や導入の手軽さも大きな課題でしょう。



VRに興味があっても、「VRを試すために数万円の機器を買う」という時点で一般的なゲーム機以上に購入のハードルを感じる人は少なくないはずです。



2024年の「PS VR2はこのまま終わるのか」という議論に対する2026年時点での答えは、少なくとも「すぐに終了したわけではない。ただし、発売当初とは違う形で展開が続いている」というところでしょう。



まとめ



2024年にAndroid Centralが報じた、ソニーによるVRゲームへの投資削減と「開発中のPS VR2タイトルは2本」という情報。



その後、PS VR2はPCへ正式対応し、2025年には値下げとハンドトラッキング対応も行われました。



そして2026年現在もPlayStation StoreではPS VR2向けタイトルが販売され、専用ランキングも継続しています。



一方で、当時報じられたSIE内部のVRゲーム開発体制が実際にどう変化したのかについては、公式情報だけでは確認できない部分が残ります。



PS VR2は消えたわけではありません。しかしVRをより広い層へ普及させるには、コンテンツだけでなく「価格」と「始めやすさ」も重要になりそうです。



管理人コメント



私はVR自体にはすごく興味があります。



ゲームの世界に本当に入ったような体験ができるのは魅力的ですし、技術が進化していくのも楽しみなんですよね。



ただ、現状は「VRを始めるまでの敷居」が高すぎると思っています。



本体を用意して、さらにVR機器を買って、装着して遊ぶとなると、ちょっと試してみようかなという感覚ではなかなか手を出せません。



私の場合、スマホで使える安いVRくらいの価格と手軽さにならないと、「じゃあ買ってみよう」とはならないですね。



VRそのものに興味がないわけではなく、むしろ興味はかなりある。だからこそ、性能を上げるだけじゃなくて、もっと安く、もっと簡単に始められる方向に進化してほしいと思います。



VRが本当に一般層まで広がるとしたら、そのあたりのハードルをどこまで下げられるかが大きいんじゃないでしょうか。



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