Nintendo Switch 2の発売から間もない2025年8月、海外技術メディアDigital Foundryが「Switch 2の開発キットを入手できていない開発者が多数いる」と報告し、話題となりました。



Gamescom 2025で複数の開発者から直接話を聞いたというもので、中にはSwitch 2専用版を開発したいにもかかわらず、開発環境を入手できていないケースもあったといいます。



さらに一部の大手開発会社まで開発キットを入手できていないとの話もあり、「任天堂はどのような基準で開発環境を提供しているのか?」と議論になりました。



当時の報道と、その後の状況を整理します。



Digital Foundry「多くの開発者がSwitch 2開発キットを入手できない」



Digital FoundryのJohn Linneman氏はGamescom 2025で多くの開発者と話した結果、Switch 2向けゲームを作りたいにもかかわらず、開発キットを入手できていない開発者が複数存在すると報告しました。



中にはSwitch 2専用版ではなく、まずNintendo Switch向けとしてゲームを発売し、Switch 2では後方互換機能を利用するよう案内されたケースもあったとしています。



Oliver Mackenzie氏も、大手スタジオの中にも開発キットを入手するのに苦労しているところがあると聞いたと説明しています。



一方で、どのメーカーが対象だったのか、任天堂がどのような基準で開発キットを提供していたのかについては明らかになっていません。



「大手よりインディーが優先された?」提供基準は不明



当時注目されたのが、大手AAAタイトルを開発するスタジオが開発キットを入手できていない一方、すでにSwitch 2向けタイトルを開発していたインディー開発会社も存在していたことです。



この状況からネット上では、「Switchでの実績を重視しているのでは」「Switch 2独自機能を利用するゲームが優先されたのでは」「情報管理の面から信頼できる会社を優先しているのでは」など、さまざまな推測が出ました。



ただし、これらはユーザー側の推測であり、任天堂がそのような基準で開発キットを配布していたと確認されたわけではありません。



2026年現在もSwitch 2開発環境へのアクセスは制限



この問題は、発売直後だけの話として片付けることもできません。



任天堂の開発者向け公式サイト「Nintendo Developer Portal」では、Nintendo Switch 2向け開発環境へのアクセスについて案内が掲載されています。



2026年9月時点では、Switch 2開発環境へのアクセスについて新規受付を行っていないことが案内されています。



そのため、少なくとも一般の登録開発者であれば誰でも自由にSwitch 2の開発環境へアクセスできる状態にはなっていません。



ただし、これだけを根拠に「Switch 2の開発キットそのものが現在も不足している」と断定することはできません。開発環境へのアクセス制限と、物理的な開発キットの供給状況は分けて考える必要があります。



ネット上の反応



5ちゃんねるでは、開発キットの提供基準を推測する声や、Switch 2への参入を希望するメーカーが多いのではないかという意見が出ていました。



任天堂の優先順位が分からんな

大手優先かと思いきやインディーでもとっくに発売まで漕ぎ着けたとこもある

Switch2の機能を活かしてるソフト(焚き火とか)が優先?あるいは抽選?



これ開発者はスイッチ2にめっちゃ出したいって言ってるように見えるな



欲しくないものを手に入れようとはしないからな…



参入希望者数がとにかく多いのはあるだろうな

Switchの時点で無名のインディーや中小サードがこれでもかと参戦して発売タイトル数が膨れ上がってるし

だから開発機の絶対数が今までより多かったとしても相対的な不足は起こり得る



めっちゃ出したいけど開発キット無くてどうにもならない

でも人員遊ばせとくわけにもいかないから他で出すソフト開発、結果switch2で新作あまり出ない

ってのは任天堂の過失に見えるなぁ

ユーザーに渡るよう手を尽くすのもいいけどメーカーにも行き届くよう手配してくれ



Switch2開発機材が出回ったら

サードのゲームもどんどん出てくるわけか



この情報もどこまで本当なのやら…

事実なら開発キット提供が追いつかないぐらいにSwitch2に参戦したいサードが多いというだけの話でしかない

Switch2が今のところ常に品切れ状態なのと同じ

そしてそれは時間が解決する



GAME速AI分析:開発キットの供給はソフトラインナップにも関わる問題



ゲーム機の普及を考えるうえで、本体の販売台数だけでなく、そのハード向けにゲームを作る開発会社が十分な開発環境を確保できるかも重要です。



開発会社がSwitch 2版を作りたいと考えていても必要な開発環境へアクセスできなければ、移植や最適化、実機検証などを進めるうえで制約になります。



一方で、開発キットには発売前のハードウェアや開発環境に関する機密情報も含まれるため、メーカー側が提供先を管理する必要があります。



そのため、「希望する会社すべてにすぐ配ればいい」という単純な問題でもありません。



Digital Foundryの報告から確認できるのは、2025年のGamescom時点でSwitch 2向けの開発を希望しながら、開発キットを入手できていない複数の開発者が存在したということです。



なぜその状況が発生したのかについては、開発キットの生産数、申請数、提供先の審査など複数の可能性が考えられますが、任天堂から具体的な理由は公表されていません。



まとめ



Digital FoundryはGamescom 2025で複数の開発者に取材し、Nintendo Switch 2向けゲームを開発したいにもかかわらず、開発キットを入手できていないケースがあったと報告しました。



一部では大手開発会社でも入手に苦労していたとされていますが、任天堂がどのような基準で提供先を決めていたのかは明らかになっていません。



また、2026年9月時点でもNintendo Developer PortalではSwitch 2開発環境へのアクセスについて新規受付を行っていないと案内されています。



Switch 2向けソフトを増やしていくうえで、開発環境をどこまで広げていくのかは今後も注目したいポイントです。



管理人コメント



今後のSwitch 2のソフトラインナップを考えるなら、開発キットはできるだけ早くメーカーへ行き渡った方がいいですよね。



開発環境がなければSwitch 2向けのゲーム開発も進めにくいわけで、サードタイトルを増やしていくためにも、ここは早く解消してほしいところです。



ただ、最近は未発表ゲームやハード関連のリークも珍しくないので、任天堂が信用できるメーカーから優先して開発キットを渡していたと言われても、それならある程度は納得できます。



それに開発キットだってタダで無限に作れるものではないでしょうし、最近の原材料や部品価格の高騰を考えれば、発売直後から希望するすべてのメーカーに十分な数を用意するのは難しかったのかもしれません。



最終的にはできるだけ早く広く行き渡ってほしいですが、数に限りがある間は実績や信頼性などを見ながら優先順位を付けるのも仕方ないのかな、と思います。



情報元




Nintendo Life:Developers Reportedly Still Struggling To Get Switch 2 Dev Kits

Nintendo Developer Portal:Nintendo Switch 2向け開発について



引用元:5ちゃんねる

https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1756168281/