2025年8月、Nintendo Switch向けレトロゲーム復刻サービス「EGGコンソール」で配信されていた『フレイ PC-9801』と『ブランディッシュ リニューアル PC-9801』が突然配信停止となり、ゲームファンの間で注目を集めました。



その直後には、D4エンタープライズがPC向け「プロジェクトEGG」で使用していた「MEG-DOS」の権利関係について、エムツー側と協議したことを発表。



タイミングが重なったことから、5ちゃんねるでは「配信停止とMEG-DOSに関係があるのでは?」とさまざまな推測が飛び交いました。



しかし、ここには注意が必要です。



「MEG-DOSの権利問題がSwitch版2作品の配信停止原因だった」と公式に発表されたわけではありません。



あれから約1年。EGGコンソールはどうなったのか、当時の情報と現在の状況を整理します。



『フレイ』『ブランディッシュ』が突然配信停止



2025年8月26日、D4エンタープライズはEGGコンソールで配信していた『EGGコンソール フレイ PC-9801』『EGGコンソール ブランディッシュ リニューアル PC-9801』について、配信を停止したと発表しました。



購入済みのユーザーについては再ダウンロード可能と案内されましたが、配信停止の具体的な理由については明らかにされませんでした。



突然の出来事だったこともあり、5ちゃんねるでは今後を心配する声が上がります。



なんとかしてほしい、切に



今後のリリースにも関わるからきちんと解決してほしい



同時期に浮上した「MEG-DOS」の権利問題



その直後、別の問題として注目されたのが「MEG-DOS」です。



MEG-DOSは、PC-9801向けゲームなどで利用されたMS-DOS互換環境です。



D4エンタープライズは2025年8月28日、MEG-DOSの権利関係および今後の体制について、エムツー代表取締役の堀井直樹氏と協議したことを報告しました。



同社はPC向け「プロジェクトEGG」におけるMEG-DOSの利用について、エムツー側から許諾を得ていなかったことを認め、謝罪しています。



配信停止からわずか数日後の発表だったため、ネット上では両者を結びつける見方が広がりました。



M2が許可してくれたらいけそうか



これじゃわかりにくいよね

結局何が問題だったのか明確にはしないのかな



ただし「MEG-DOSがSwitch版配信停止の原因」とは確認されていない



ここは当時の情報を整理するうえで重要なポイントです。



MEG-DOSについてD4エンタープライズとエムツーが協議したことは確認されています。



一方で、『フレイ PC-9801』『ブランディッシュ リニューアル PC-9801』の配信停止理由については、公式から具体的な説明はありませんでした。



5ちゃんねるでも、この2つの問題を分けて考えるべきではないかという指摘が出ています。



今回解決したのは3と4のPC版だけで、1と2のSwitch版の行方は誰も触れてない状態と思われ



また、当時のスレではMS-DOSやNECなどを巡る権利関係についてもさまざまな推測が書き込まれています。



EGGコンソールで使われていたのはMS-DOS

98版MS-DOSはMicrosoftとNECが権利を持ってる

PC版EGGで使われてたのがMEG-DOS

MEG-DOS問題について話し合いがあった

EGGコンソールをMEG-DOSに差し替えるとかの対応があるかは不明



ただし、これらは5ちゃんねる上で行われたユーザーによる整理や推測です。



MicrosoftやNECとの権利関係がSwitch版2作品の配信停止原因だったと公式に確認されたものではないため、事実として断定することはできません。



「無許可はさすがに……」権利管理を心配する声



一方、PC向けプロジェクトEGGでMEG-DOSの許諾を得ていなかった件については、権利管理を心配する声も出ました。



無許可は流石にあかんわ



こういうのって権利関係を全部解決して出してこそスゲーと言われるタイプの移植だろ



古いゲームを現行環境で動かすには、ゲームそのものだけでなく、当時使用されていたOSやミドルウェアなど複数の権利が関係する場合があります。



さらに権利保有者の変更や企業の解散などが発生すれば、発売当時とは状況が変わっている可能性もあります。



レトロゲームを復刻する難しさが改めて浮き彫りになった出来事でもありました。



その後EGGコンソールはどうなった?



当時のスレでは、この問題によってEGG事業そのものが継続できなくなるのではないかと心配する声もありました。



これってEGGの事業継続危ぶまれるくらいピンチだよなと



しかし、その後もEGGコンソールの新作配信は継続しています。



2026年8月には『EGGコンソール 英雄伝説III 白き魔女 リニューアル PC-9801』が第112弾として、『EGGコンソール ぷよぷよ PC-9801』が第113弾として発売されました。



少なくとも「EGGコンソール自体が終了するのではないか」という当時の懸念については、現在までの展開を見る限り現実にはなっていません。



一方『ブランディッシュ リニューアル』は現在も配信停止



EGGコンソール全体は継続していますが、問題となった作品については別です。



日本ファルコムの『ブランディッシュ リニューアル PC-9801』公式ページでは、2026年9月現在も「只今配信停止中」と案内されています。



つまり、EGGコンソールというサービスそのものは継続しているものの、2025年8月に配信停止となった作品について、すべてが元通りになったわけではありません。



当時から再配信を望んでいたユーザーにとっては、引き続き今後の動きが気になるところです。



無事再び配信されるといいな~



GAME速AI分析:レトロゲーム復刻で難しいのは「ゲームを動かす」だけではない



今回の出来事で見えてくるのは、古いゲームを現行機へ移植・復刻する際の難しさです。



ユーザーから見れば、「昔のPCゲームをSwitchで動かす」という比較的シンプルな話に見えるかもしれません。



しかし実際には、ゲーム本体の権利だけではなく、当時使用されていたOS、動作環境、エミュレーション技術など、さまざまな要素を確認する必要があります。



特に発売から数十年が経過した作品では、権利を持つ企業がなくなっていたり、権利が別会社へ移っていたりすることもあります。



そのため「技術的には動かせる」ということと、「現在の商品として合法的に配信できる」ということは別問題です。



一方で、今回の問題後もEGGコンソール自体は新作配信を続けています。



レトロゲームを現行機で遊べる環境を維持しながら、複雑な権利関係を一つずつ整理していくことが、今後のゲーム保存において重要になりそうです。



まとめ



2025年8月、『EGGコンソール フレイ PC-9801』『EGGコンソール ブランディッシュ リニューアル PC-9801』が突然配信停止となりました。



その直後には、D4エンタープライズがPC向けプロジェクトEGGで使用していたMEG-DOSについて、エムツー側の許諾を得ていなかったことを明らかにし、協議を行っています。



ただし、MEG-DOSの問題がSwitch版2作品の配信停止原因だったと公式に発表されたわけではありません。



その後もEGGコンソールは新作を投入し続けており、2026年には100タイトルを大きく超えるラインナップへ成長しました。



一方、『ブランディッシュ リニューアル PC-9801』は2026年9月現在も配信停止中です。



サービスそのものは継続できたものの、個別作品についてはまだ完全に解決したとは言えない――というのが、約1年後から見た現在の状況です。



管理人コメント



古いゲームを現行機で遊べるようにしてくれること自体は、すごくいいことだと思います。



昔のゲームになればなるほど権利関係も複雑でしょうし、対応するメーカー側の負担もかなり大きいとは思います。それでも、今では実機を用意すること自体が難しいゲームも増えているので、こうした復刻の取り組みはぜひ続けてほしいですね。



特に昔のゲームとサブスクは、かなり相性がいいんじゃないかなと思います。



「昔遊んだけど、もう一度ちょっと触ってみたい」「名前は知っているけど遊んだことがない」というゲームを気軽に試せるのは、サブスクの強みですよね。



新作のように一本ずつフルプライスで買うのとは違って、「懐かしいから少し遊んでみよう」ができる環境があれば、昔のゲームを知らない世代が触れるきっかけにもなると思います。



権利関係を整理して復刻するのは簡単ではないでしょうが、遊べなくなって消えていくより、現行機で遊べる形で残していってほしいですね。



情報元



AUTOMATON|EGGコンソール配信停止・MEG-DOSを巡る動き



日本ファルコム|EGGコンソール ブランディッシュ リニューアル PC-9801



D4エンタープライズ|ニュースリリース



引用元:5ちゃんねる

https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1756383167/