2024年10月にサービスを開始したスマートフォン向けゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』が、DeNAのゲーム事業を大きく押し上げました。



リリースから約2か月後の2024年12月、DeNAは2025年3月期第3四半期のゲーム事業について、売上収益が250億円以上になる見込みだと発表。



当時から驚異的なスタートとして注目されていましたが、その後『ポケポケ』は世界累計1億ダウンロードを突破。振り返ってみると、一時的な話題にとどまらない世界規模のヒットタイトルへ成長しました。



『ポケポケ』効果でDeNAのゲーム事業が急拡大



『Pokémon Trading Card Game Pocket』は、『ポケモンカードゲーム』を手軽にコレクションできるスマートフォン向けアプリとして、2024年10月30日に正式サービスを開始しました。



開発には株式会社ポケモン、株式会社クリーチャーズ、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が参加しています。



サービス開始直後からユーザー数を急速に伸ばし、2024年11月1日には世界累計1000万ダウンロード、11月8日までに3000万ダウンロード、12月12日までには6000万ダウンロードを突破しました。



この勢いを受け、DeNAは2024年12月26日にゲーム事業の見通しを発表。



2025年3月期第3四半期(2024年10月~12月)のゲーム事業について、ユーザー消費額850億円以上、売上収益250億円以上を見込んでいることを明らかにしました。



「850億円」と「250億円」は何が違う?



当時の5ちゃんねるでは、「ユーザー消費額が850億円なのに、なぜDeNAの売上収益は250億円なのか?」という疑問も出ていました。



ここで重要なのが、ユーザーがゲーム内で使った金額のすべてがDeNAの売上になるわけではないという点です。



『ポケポケ』は複数社によって共同開発・運営されており、DeNAはユーザー課金額のうち同社が受け取る対価を売上収益として計上すると説明しています。



そのため、「ユーザー消費額850億円」と「DeNAの売上収益250億円」は、そもそも意味の異なる数字です。



ネットでも『ポケポケ』の勢いに驚きの声



当時の5ちゃんねるでは、『ポケポケ』にDeNAが関わっていたことを知らなかったという声や、ポケモンというIPの強さに注目する声が多く見られました。




DeNAのカードゲームかと思った

ポケモンか


ポケモンにかかわってるんだ





ポケモンに乗っかったとはいえやっと当たり引いたな

ベイスターズの日本一も重なるし





あれDeNAがやってたんだ





たいして宣伝してなかったのにすげえな





ポケGOとかと違ってちゃんと核心ついてる王道さを感じるし

ウマ娘みたいな萌え売り系と違ってポケモンだと家族で遊ぶ層もとれるの強い

あとは如何に飽きられないかだけやな





「今やベイスターズが本業」とか言われてたDeNA会心のヒットか





半端じゃねーなスマホゲームは当たるとでけーな





やっぱりポケモンってスゲーな




リリースからまだ2か月ほどだったこともあり、「この勢いがどこまで続くのか」を注目する意見もありました。



その後『ポケポケ』は世界1億ダウンロードを突破



そして結果を見ると、『ポケポケ』の勢いはリリース直後だけでは終わりませんでした。



2025年2月、DeNAは『ポケポケ』が全世界累計1億ダウンロードを突破したことを発表しました。



サービス開始から約4か月での大台突破となり、世界規模で多くのユーザーを獲得したことが分かります。



さらにDeNAの統合報告書では、2025年3月期第4四半期の『ポケポケ』の月間アクティブユーザー数(MAU)が平均約5100万人だったことも示されています。



2024年12月時点では「ポケポケ効果でDeNAのゲーム事業が急成長」というニュースでしたが、その後の数字を見ると、実際にDeNAを代表する大型タイトルのひとつへ成長したと言えそうです。



GAME速AI分析



『ポケポケ』が大きく伸びた理由として考えられるのは、ポケモンという世界的IPの強さだけではありません。



実物のポケモンカードではカードを購入してコレクションする必要がありますが、『ポケポケ』ではスマートフォンから手軽にパックを開封し、カードを集める体験を楽しめます。



また、本格的なカードゲーム経験がなくても「カードを集める」という部分から参加できるため、従来のポケカプレイヤー以外にも入り口を広げやすい設計になっています。



実物のカードとは異なるデジタルならではの遊び方と、世界的なポケモン人気が組み合わさったことが、短期間で巨大なユーザー規模を獲得した背景のひとつと考えられます。



まとめ



2024年12月、DeNAは『ポケポケ』の好調を背景に、2025年3月期第3四半期のゲーム事業でユーザー消費額850億円以上、売上収益250億円以上を見込むと発表しました。



当時すでに6000万ダウンロードを突破していましたが、その後もユーザーを増やし、2025年2月には世界累計1億ダウンロードを突破。



リリース当初の勢いだけではなく、DeNAのゲーム事業に大きな存在感を持つタイトルへと成長しました。



『ポケモン』というIPが、デジタルカードゲームという新しい形でも世界規模のユーザーを集められることを示したタイトルと言えそうです。



管理人コメント



ある程度は売れるだろうと思っていましたが、まさかここまでとは思いませんでしたね。



自分がポケカにあまり興味がないのもありますが、正直それまでは「ポケカ=転売商材」というイメージがかなり強くて、「これをスマホゲームにして、そんなにやる人いるの?」くらいに思っていました。



それが実際には世界規模の大ヒット。カードゲームとしての人気はもちろんですが、それ以上に「ポケモン」というIP自体が持っている力の大きさに、改めて驚かされましたね。



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